東京が好き。東京での暮らしが好き。

大好きな東京での日々の暮らしをブログにします。

なつかしい人や町をたずねて。

なつかしい人や 町をたずねて

汽車を降りてみても

目に写るものは 時の流れだけ

心がくだけて行く

帰ってゆく場所もないのなら

行きずりのふれあいで

なぐさめ合うのもいいさ

シンシア そんな時 

シンシア 君の声が

戻っておいでよと唄ってる

君の部屋のカーテンやカーペットは色あせてはいないかい


劇的に変わった姫路駅。

僕が住んでたのはもう20年も昔。

僕が通った喫茶店のマスターは元気だろうか?


カランコロンと音がするドアを開けると、マスターが20年前と同じ笑顔で僕の名前を呼んでくれた。

「〇〇ちゃんかい?」


店内にはあの頃一緒に過ごした山仲間も居た。

もう20年も経ったと言うのに、ここだけが時が止まってるよう。


いつものカウンターの定位置に座ると、マスターが「作ろか?」と言って出してくれたオムライス。

僕、こればっかり食べてた。

覚えてくれてたんだ。


このコーヒーも20年前の味と変わってなかった。すぐ気付いたよ。

マスターが「何種類かの豆の配合も全く変えてへんからな」って言ってた。

帰り、山仲間が「第二の故郷やからまた戻ってきーな」やて。

何か涙が出て来たよ。

僕、独り身やから嬉しかった。

「僕にも戻る場所があるんかな」


帰りに立ち寄った姫路駅ホームにある「駅そば」


夜遅くホームに降り立った時、いつもお世話になってた懐かしい味です。